あなたはその場所に足を踏み入れた。  いつものMDの入場時に、  見慣れぬ広報員の案内で、  友人の誘いを受けて、  しかし共通して、その場所に入ったあなたは、女の声を聴いたはずだ。  なんと言っているのかはわからないが、それは確かに女の声だった。  その場所へたどり着いたあなたは、星空の下にある森深い場所にいた。  赤毛のバードが立っている。彼はあなたに話しかけてくる。 「やあ。よく来たね。俺の歌に誘われてきたのかな?  ……違う? そうかい。残念。  こんな薄暗いところで何をしているんだい?  宿を探しているなら、ここからずっと歩いて森を出ればいい。  空に一等強く輝く星があるだろう。あれが目印さ。  それではよい旅を」 !作成要件 ・PCは有機的な肉体を持ち、意思があるキャラクターに限る。  ・ドラムなど、人間以外の種族も作成可能。ただし植物、機械、幽霊系のモンスターは不可。  ・星帝、ソウルリーパーは不可。 !行動 ・PCは異次元世界から脱出するために行動する。主に探索など。  ・PCは数時間ほどは自由に外へ出ることができるが、時間が経つと声に呼ばれて異次元世界に転送される。  ・異次元世界へ持ち込んだ消耗品類などは効力を発揮しない。  ・原則的に死亡することができない。死者PCになることもできない。 !記憶 ・生者PCは「記憶」を3つ所持している。RPや探索・戦闘などの判定に使用する。  ・「記憶」は登録時に送られてくるキーワードを元に設定するが、キーワードを無理に使う必要はない。   (キーワードの例:大事な場所・身近な人・幼い頃など)  ・「記憶」は探索・戦闘において消費することがある。  ・「記憶」は失うと特定の記憶をPCが思い出せなくなるため、その記憶を知っているRPができなくなる。  ・「記憶」は公式の指定がない限り、消費から24時間後に思い出すことができる。  ・原則的に死亡することができない。死者PCになることもできない。  ・「記憶」をすべて消費したPCは、任意の方法またはNPCを利用することで宿に収容される。   24時間の間、生者が利用する宿から出ることができない。  ・奪われた「記憶」は戦闘前に指定・勝利することで取り戻すことができる。(1日一個限り、0時更新)   これは自分以外の「記憶」も取り戻すことが可能。   取り戻した他人の「記憶」は、元の所持者にのみ受け渡しすることができる。   (思い出すまでに受け渡しをすると、24時間を待たずに復帰できる)   返さずに持ち続けることもできるが、元の記憶の持ち主以外へ譲渡はできず、自身で使うこともできない。  ・期間中に得た記憶や異次元世界の記憶は、公式の指定がない限り失うことができない。 !死者PC あなたはその異次元世界にある館で目覚めた。 誰かに見送られて、 一人で孤独に、 大勢の死者のうちの一人として、 打ち捨てられるようにして、 死んだ記憶があるが、肉体をきちんと持っている。 だが共通して、その館で目覚めたあなたは、女の声を聴いたはずだ。 確かな意思を持ち自らを魔女と名乗る、それは確かに女の声だった。 ・死者PCは魔女の配下のような形をとり、意志力を集めるために動く。 ・死者のみに用意される施設などの特権がある。 ・PCは一切異次元世界から出ることができない。 ・PCは登録時に、指輪を身に着けている。これは手放すことができない。ガントレット、手袋、籠手などの下に身に着けることも可能。あるいは首から下げるなどする。(指に身に着けるのが好ましいが箇所は強制ではない) ・指輪を無くすと、魔女にめちゃくちゃ叱られた上で再発行される。最悪の場合はペナルティが課せられる。 ・死者PCは生者PCと同じく飲食をしたり睡眠を取ることができる。 ・PCは生前に有機的な肉体を持っており、なおかつ意思があるキャラクターに限る。(機械、幽霊系のモンスターは不可) ・死者PCは、探索スキルを持つことはできないが、密約を交わした生者PCと同じ場所で調査する際には、密約を交わしたPCと同じ探索スキルを使うことができる。 しかし魔女に知られれば裏切りとみなされるかも……?