…んぅー…?
[寝惚けたような声を出し近くに座るガンスリンガーの脚をぱたぱたと叩く。覚醒し、慌てながらも優雅を感じる動作で起き上がる]
……おっと、これは失敬。
ソファがあまりにも気持ち良くて眠りすぎてしまったようだ。
2人とも出掛けてきたのか。お疲れ様。
僕はちょっと散歩にでも行ってくるとしよう。
怠惰を貪りすぎたからと言って、大魔術師であるこの僕の腕が鈍るようなことは決してまったく有り得ないことなんだけどね…。
夜、眠れなくなってしまっては困る。
[立ち上がり、テーブルに置いてあった食事を少しだけ摘んで礼を言うと、扉の外。闇の中へと消える]