[宿のドアが乱暴に開かれる。真中には漆黒のマントを広げコウモリのようなシルエットを写し出すハイウィザードが高笑いを響かせる]
は、ははは!!ふははははは!!!
実に、実に良い散歩であった!
凍てつくように蒼い月光が降り注ぐこの夜。
僕の炎の中で何もできずにゆっくりゆっくりと炭になっていく無様で無力な醜さと言ったら……!
あぁっ…思い出すだけでどうにかなってしまいそうだ!
[頬や髪の毛に煤をこびり付かせたままうっとりと目を細める]
>>15
君の支援、とても助かったぞ。
大魔術師たる僕が礼を言わせていただこう。
[カツカツと足音響かせ近寄ると手を取り、その甲に小さく口付ける]
>>16
こんばんは、ブラックスミス殿。
ふむ…武器か……紅い輝きの炎剣などと言われると僕としては興味を惹かれてしまうな。
しかしながら僕では短剣程度しか振れない……悔しいが、力不足のようだね。
実に残念でならないな。