仕方ないな。私もそろそろ時間だ。他にも眠りを求めるものもいるだろう。
弓使い殿には悪いが…沈黙していたところで人外が消え去るわけでもない。ただただ時間が進み、美しい月が沈みゆくだけ。
[暖炉の火に視線を向けると、唇を舐め]
我々の武器はただひとつ対話であり、そこから真実を求めなければならないのだ。
勝手することは詫びるが、話も進まないのもいささか不味い。人外共はこの間も、我らを全滅させる相談をしているのだからな。
【私は霊能者ではない】
これ以降、私の発言に気づいたものはできるかぎり第一声でCOを回してくれ。
くれぐれも、占い関係については注意してくれよ。
ああ、もちろん人外共は名乗りをあげるがいい。我が剣への供物としてくれる。