[音無く扉が開き、薄く夜気と血の匂いをさせた男が入り込む]…………[やはり挨拶も無い。纏った魔術師のマントはしとりと濡れている。扉の脇の定位置に構え]聖>>114手慣れた感、というのが何処から来るのか知りたいものだな。自分が何者かも、俺にはわからんというのに。[吃吃と喉の奥で低く嗤い]議事を読み返してくる。