シューティア君とルーツ君がしけこ…(ごほん)仲が良くて素晴らしいね。
[ソファに腰掛けたままくすくすと微笑いながら2人の背を見送り、その姿が見えなくなると、寝息を立てる銃士の少年に視線を落とす]
…羨ましくなどないよ。
昨日のアセロ君の様にではないけれど、間接的にでもこうしてすぐ隣で温もりは感じているから。
…最後まで生き延びられたら…僕は変われるだろうか。
なぁ、ビリー君。
本当に、君が、狼でなかったなら良いな…。
正直、踊へのあの好意的な考察で疑いを抱いてしまっているけれど…そうだ、君はきちんと考えられる子だし…狼だったとしたら、灰喰いのリスクは充分に理解出来る筈だ…。
ジェナ君を吊る明日の内に、君に占を当てて…白だと解れば良いな。
彼女の次に名前が上がっていたのは、君と、ククリ君だったからね。
僕に当たっても、それは皆に潔白を証明出来るから良いのだけれど、僕は…自分よりも、君の潔白を知りたい。いけないね、こんな事では。
ああ…人間でいておくれ…。