>>42盾埋葬を、そう思って土を掘り終え、ふうとため息をついた瞬間……。誰かに足を掴まれた。まさか…?振り返ると、死んでいるはずの豆が手をのばし、具足越しにセクハラをしようとしている。死者ゆえにふるふるとふるえ、思いを果たせない腕。死してなおセクハラをせんとするその姿は滑稽でもあり、憐れでもある。盾は静かに微笑み、その手を掴んで腹筋に触らせてやるのだった……。「またね」マントがばさりと墓石にかぶせられる。ギャグなんだかホラーなんだか。