2d夜明け後全員寝静まってからの妄想。魔→弓前提。
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金の髪の魔術師は、自分のマントに潜り込み寝息を立てるスナイパーの肌の匂いを、すん、と嗅いだ。
仲間全員で、真占ではないかとアタリをつけた相手。
今夜、喰うことになるだろう相手。
「(狩人も同様の推理をして守っていなければ、ですけど)」
彼がもし、本当に真占で。
自分も、もし、本当に霊能者であったなら。
「(…願い事、叶っていたんでしょうかね)」
相棒になれれば良かったのに。
こつん、眠る額に自分のそれを合わせる。
…尻を揉まれた気もするが、気のせいだろう。
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オチは仕様。