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生者と死者

PCの作成


 生者PC

あなたはその場所に足を踏み入れた。
 いつものMDの入場時に、
 見慣れぬ広報員の案内で、
 友人の誘いを受けて、
 しかし共通して、その場所に入ったあなたは、女の声を聴いたはずだ。
 なんと言っているのかはわからないが、それは確かに女の声だった。


その場所へたどり着いたあなたは、星空の下にある森深い場所にいた。
 赤毛のバードが立っている。彼はあなたに話しかけてくる。

「やあ。よく来たね。俺の歌に誘われてきたのかな?
 ……違う? そうかい。残念。
 こんな薄暗いところで何をしているんだい?
 宿を探しているなら、ここからずっと歩いて森を出ればいい。
 空に一等強く輝く星があるだろう。あれが目印さ。
 それではよい旅を」


作成要件

  • PCは有機的な肉体を持ち、意思があるキャラクターに限る。
  • ドラムなど、人間以外の種族も作成可能。ただし植物、機械、幽霊系のモンスターは不可。
  • 星帝、ソウルリーパーは不可。

行動

  • PCは異次元世界から脱出するために行動する。主に探索など。
  • PCは数時間ほどは自由に外へ出ることができるが、時間が経つと声に呼ばれて異次元世界に転送される。
  • 異次元世界へ持ち込んだ消耗品類などは効力を発揮しない。
  • 原則的に死亡することができない。死者PCになることもできない。


 死者PC

あなたはある館の一室で目覚めた。
 誰かに見送られて、
 一人で孤独に、
 大勢の死者のうちの一人として、
 打ち捨てられるようにして、
 死んだ記憶があるが、肉体をきちんと持っている。
 だが共通して、その館で目覚めたあなたは、女の声を聴いたはずだ。
 確かな意思を持ち自らを魔女と名乗る、それは確かに女の声だった。


広間に出たあなたは、先の魔女の声を再び聞いた。

「よく目覚めた。私が選んだ者たちよ。
 私は魔女、アステール。この世界、イーテルを造りし者。
 お前たちにわが魔力の一端で肉体を与えた。私が望むのは意思の力だ。
 生者と接触すればお前たちの持つ指輪がそれを集めてくれる。
 私の世界に入り込んだ生者たちは招かれざる者たち……。
 彼らを呼んだ者の正体を探り、私に意思の力を集めて差し出せ」

 

作成要件

・PCは生前に有機的な肉体を持っており、なおかつ意思があるキャラクターに限る。
 ・ドラムなど、人間以外の種族も作成可能。ただし植物、機械、幽霊系のモンスターは不可。
 ・星帝、ソウルリーパーは不可。
 ・死因の設定は自由。

行動

・死者PCは魔女の配下のような形をとり、意志力と呼ばれるエネルギーのようなものを集めるために動く。
 ・死者のみに用意される施設などの特権がある。
 ・PCは一切異次元世界から出ることができない。
 ・PCは登録時に、指輪を身に着けている。これは手放すことができない。
  ガントレット、手袋、籠手などの下に身に着けることも可能。あるいは首から下げるなどする。
  (指に身に着けるのが好ましいが、箇所は強制ではない)
 ・指輪を無くすと、魔女にめちゃくちゃ叱られた上で再発行される。最悪の場合はペナルティが課せられる。
 ・死者PCは生者PCと同じく飲食をしたり睡眠を取ることができる。


 意思力

異次元世界で自己を保つためのエネルギーのようなもの。
 死者PCは生者PCと交流することで意思力を指輪に蓄積することができる。
 (交流の理由付けであり、意志力そのものには特に数値があるわけではない。フレーバー的なもの)


 記憶

生者PCの「記憶」は特に強い意志力を持つ、という設定。生者は開始時に3つ持っている。
 死者PC側の目的の一つ。集めた「記憶」はシナリオに関わる。
 譲渡している間や本人以外が記憶を所持している時には、見ようによってさまざまに色になる小石になり、握れば誰の記憶かくらいはなんとなく判断がつく。
 記憶は生者が自分の記憶のみ戦闘や探索、シナリオで要求された場合に使用できる。
 死者は取得した記憶は指輪にいくらでも収容できるが使用できない。
 シナリオ内で要求された場合のみ使うことができる。
 生者も死者も譲渡は基本的にできず、以下の条件の場合のみ受け渡しされる。


記憶の取得:

1)生者PCが戦闘中に使用した際、対戦相手が死者PCの場合のみ勝敗関係なく自動で取得(条件を満たせばいくらでも)
 2)1で死者PCに渡った記憶は生者PCが取得者と戦って勝つことで取り戻せる。(1日一個限り、0時更新)
  これは自分以外の「記憶」も取り戻すことが可能。
  取り戻した他人の「記憶」は、元の所持者にのみ受け渡しすることができる。
  (思い出すまでに受け渡しをすると、24時間を待たずに復帰できる)
  返さずに持ち続けることもできるが、元の記憶の持ち主以外へ譲渡はできず、公式から提示された場合を除き、自身で使うこともできない。
 3)探索時、死者PCは探索結果の成功失敗に関わらず、名も知れぬ誰かの「記憶」を得られることがある。
  得られる記憶は一人1日一個(0時更新)戦闘で得る記憶とは別枠。
 4)生者PCは1や2で消費した記憶を24h経過することで回復できる。
  生者が消費した記憶を24h経過で回復後、死者が持っている記憶は、
  生者側が取り戻すと宣言した場合、もしくは死者が勝ったら渡すと名言している場合のみ、譲渡される。
  宣言があいまいな場合は、死者側に残る。
 5)戦闘以外で、死者は生者へ記憶を意図的に渡すことはできない。


記憶の消費:

1)生者PCが戦闘中の攻撃または戦闘終了時の回復に使用
 2)生者PCが探索時に使用(ダイスに+2のボーナス)
 3)イベント内で求められた場合に使用


  • 「記憶」は登録時に送られてくるキーワードを元に設定するが、キーワードを無理に使う必要はない。(キーワードの例:大事な場所・身近な人・幼い頃など)
  • 「記憶」は失うと特定の記憶をPCが思い出せなくなるため、その記憶を知っているRPができなくなる。
  • 「記憶」をすべて消費したPCは、任意の方法またはNPCを利用することで宿に収容される。24時間の間、生者が利用する宿から出ることができない。
  • 期間中に得た記憶や異次元世界の記憶は、公式の指定がない限り失うことができない。


 指輪

死者PCの持ち物。魔女からの貸与物。
 見た目は直径1cmほどの大きさがある青い石がついた銀の指輪。
 なくすと怒られる。なくすと集めた記憶は失われる。

できること:
 ・集めた記憶の保有(いくらでもストックできる)
 ・魔女の屋敷への転送。自室へのカギ。
 ・端末と武器の引き出し(倉庫)
 ・戦闘中に固定ダメージを与えるか、HP0時になった際に回復。(→後日戦闘の項目で詳細を解説)


 端末

生者はイーテルに到着した時点で懐に入っている。デザインはさまざま。
 死者は指輪と共に貸与される。

できること:
 ・メッセージのやり取り(タイムラインとDM)
 ・音声でのやり取り
 ・写真や音声・動画の撮影、保存、投稿
 ・地図閲覧

基本的に場所タグや隔離宛てでないものは、全体で見える投稿として扱ってください。


 ろいったー参加アカウント用、過激な表現振り分け用回避 アカウント

こちらも有志の方が一般向けでないR-18・R-18G相当の話題回避用のアカウント(@rowit_next)を管理してくださっています。
(どうもありがとうございます)
(隔離先の混乱を避ける為、例外的に過去開催アカウント継続使用となりました)

詳しい使用方法はアカウントのプロフィールをご覧ください。

こちらはろいったーに参加しているキャラクターのRPで、
一部過激な表現をTLより分けることが出来ます。
DMやハッシュタグなども場合によって併用いただければと思います。


 その他

・舞台になる場所は、どの時間軸からもつながっているという設定になっており、
 (特に継続PCは)生者、死者に関わらず、いくつの年齢にしても構いません。
 これは、引継ぎ可能&他企画のコンバートも可能である都合上と、各プレイヤー様それぞれお持ちの設定を考慮したものになっています。

Q&Aにいただいた質問を集めてありますので、そちらもぜひご一読ください。